緊急時に必要

たくさんの金属

緊急地震速報受信機は、地震が来ることを知らせてくれる装置です。緊急地震速報受信機の仕組みとしては、内蔵している地震計で初期微動であるP波を検知して報知するタイプと、気象庁が発表する緊急地震速報を受信して報知するタイプがあります。もともと緊急地震速報のシステムは、国鉄が開発した地震警報システムの発展型とも言えるもので、地震警報システム自体は1980年代から開発がスタートし、1990年代には実用化され採用されています。この装置では、いわゆる初期微動を検知し、運行中の鉄道車両を停車または減速させ、被害を最小限に抑えることを目的としています。緊急地震速報受信機では検知された初期微動を一般の家庭やオフィスなどに地震の発生を知らせる装置として、2010年代に本格的に運用された始めたシステムです。

緊急地震速報受信機の役割としては、内蔵した地震計が初期微動を検知して報知したり、気象庁が発表する緊急地震速報をもとに地震が来ることを報知してくれるというものですが、震源に近い場合には初期微動検知後すぐに揺れが来るため、間に合わないケースもあります。しかし、震源地がごく近くというケースは稀で多くの場合には、地震の数秒前から数十秒前ぐらいに報知してくれるので、揺れに対するアクションをとることができます。シンプルな緊急地震速報受信機では、地震のみに対応していますが、一部の高機能なタイプであれば地震以外にも気象庁から発表されるデータをもとに津波や噴火といった特別警報の報知も行ってくれますし、スピーカーと連動させることで周囲にそれらの情報を知らせることができます。